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まほろば
東方系同人サークル「まほろば」blog
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秋季例大祭よりすっかり時間が過ぎてしまいました、まほろば代表七雲結人です。




・秋季例大祭報告

という訳にて、11月24日に開催された秋季例大祭へ参加をしてきました。
新刊は用意が間に合いませんでしたが、既刊の頒布及び次作告知ペーパーの配布のみでも多数の方々にお立ち寄りいただけました。

内容としては、概ね平均といったところで基本の目標としている次回イベント参加費の回収は越えました。
既刊に関しましては、増版をかけた「永遠迷宮」・「紅霧境奇譚」共さらに沢山の方のお手に取っていただけました。
今後増版の予定は現状ありませんが、状況次第では何かしらの形式変更等を行うかもしれません。

とにもかくにも、お立ち寄りいただいた方々へ感謝を述べさせていただきます。


・次作に関して

ペーパー配布にて先行告知の形となりましたが、一部決定事項を。

タイトル:Destined Marionette-vision of Alice-
内容:秘封倶楽部二次創作小説

秋期例大祭ペーパー (2)


となっております。
申し込み状況の報告も兼ねまして、次回例大祭を目標としております。
現在鋭意製作進行中、ご期待に少しでも応えられるようなものにしたいとサークルメンバー一同にて頑張らせていただきます。

以下、裏面にて掲載しましたSSも公開致します。

~Call from the abyss~

「それでね……」
 講義が早く終わった昼下がり、いつもの喫茶店にてメリーと他愛もない雑談に花を咲かせていた。
 誘ったのは私からなので最初は「またか」とでも言いたそうな顔をされたが、今回は本当にただなんでもない話をしたいだけだった。
 まあ自業自得という言葉の意味を再認識させられるようなものであるのは自覚しているつもりではいる。
 なんとか理解はしてもらえたようで、こうしてコーヒーを片手に有意義なのかそうでもないのかという時間を過ごしていた。
「ねえ蓮子」
「ん? 何か?」
 殆ど私から話を振っていたが、今度はメリーのほうからなにか話題のようなものがあるようだ。
「聞いてみたいのだけど、深いところを覗き込んだときに其処へと自分が引きずりこまれていくような、そんな感覚を覚えたことはない?」
「それは……」
 確かにそういう感覚のような何かを覚えたことはあるような気はするが、いざ言葉にするとなると案外難しい。
「例えてみるならそうね……このコーヒーカップなんてものじゃなく、底なしの深い井戸を覗き込んだときを想像すると?」
「ああ、それなら分かるかも。そんなつもりは無くても、自然にどこまでも落ちていくような感覚ってこと?」
 これも表現はし難いが、言い換えるのなら何者かに手を引っ張られるとでも言おうか。
「まあ遠からずね。深淵を自分から覗きこむという行為の反対には、深淵がこっちを引き入れようとする行為が存在するかもしれない。という仮定みたいなものなんだけどね」
 真意は図り難いが、オカルトの方向からの心理分析のようなものか。
「うーん……で、それが何なの?」
「ふと思っただけのことよ。それは私達が行う活動……常識の向こうの非常識、現実の裏側の幻想を観測し得るが故にだけれども、これもまた同じようなものじゃないかなってね」
 そこで少しだけ、おぼろげにメリーが何を言いたいのかがわかったような気がした。
「つまり私達は自分から幻想を見に行っているつもりでも、もしかしたら幻想のほうが私達を引きずりこんでいるのかもしれないということ」
「……」
 確かに、数度は命にかかわる寸前という経験はあるので改めて言われると考えこまざるを得ない。
「私達の本能へと、深淵に潜むものが投げかける呼び声……その声の主とはいったい何なのかしらね」
 苦笑のような、それとも微笑のようとも取れるメリーの複雑な表情。
 ふと目についたコーヒーカップの中の黒い水面。
 メリーの言う深淵というものには到底及ばないのだろうが、それがどこか酷く恐ろしいものに見えた。
「見えぬものの声に耳を傾けてよいものなのか……それとも逃げることはできないのか……目を閉じ、耳を塞ぐほどにそれははっきりと聞こえてくる、そんな気がするわ」

以上のように、次回例大祭へと向け製作が進んでいます。
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